〒399-8205 長野県安曇野市豊科4766-10
豊科駅徒歩3分・駐車場:4台

  日祝
10:00~13:00
14:00~20:00

△:土曜9:00~16:00(休憩無)

お気軽にご予約・お問合せください

0263-31-3899

肘の痛み(テニス肘・ゴルフ肘)

肘の痛み(テニス肘・ゴルフ肘)お悩みの方へ

~日常動作やスポーツ時の痛みを根本から改善~

肘の痛みは、「テニス肘(外側上顆炎)」や「ゴルフ肘(内側上顆炎)」に代表される、前腕の筋腱や関節部に生じる炎症性の疾患です。
発症すると、タオルを絞る・荷物を持つ・パソコン作業・スポーツ時など、さまざまな日常動作に支障をきたします。

これらの痛みは単なる使いすぎではなく、筋肉・関節・骨格の連動性の崩れや、身体の使い方のクセ、全身のバランス不良が関係しているケースも多く、表面的な対処だけでは再発を繰り返してしまう傾向があります。


 

こんな症状はありませんか?

✔ 肘の外側または内側が押すと痛む
✔ ペットボトルのキャップを開ける・物を持ち上げるとズキッとする
✔ テニスやゴルフなど手首をよく使うスポーツで肘が痛む
✔ 掃除・洗濯・抱っこなど育児や家事中に痛みが増す
✔ 整形外科で「異常なし」と言われたが、症状が続いている
✔ 湿布・注射・サポーターを試しても改善しない


 

テニス肘・ゴルフ肘とは?

~単なるスポーツ障害ではない、日常にも潜むリスク~

◉ テニス肘(外側上顆炎)とは

前腕伸筋群(手首を反らす筋肉)の付着部である上腕骨外側上顆に炎症が起きる疾患です。
テニスのバックハンド動作に似た手の使い方で発症しやすく、スポーツだけでなく家事・育児・デスクワークなどの反復動作でも生じます。

 

◉ ゴルフ肘(内側上顆炎)とは

肘の内側にある上腕骨内側上顆への牽引ストレスによる炎症性疾患です。
手首を曲げる・物を握る動作が繰り返されることで、屈筋群の過負荷が原因となります。

肘の痛みの原因とは?安曇野ONE'S鍼灸整骨院

前腕の筋肉・腱のオーバーユース

  • 前腕の伸筋群・屈筋群は手首や指の動きをコントロールする重要な筋肉群であり、繰り返し使用することで微細損傷が蓄積します。

  • 特に**短橈側手根伸筋(テニス肘)や橈側手根屈筋(ゴルフ肘)**は、過剰な牽引ストレスが加わることで、付着部である肘の外側・内側に炎症を引き起こします。

  • 筋腱移行部や骨付着部での微小断裂・変性・石灰化が起こるケースもあります。

肩関節や肩甲帯の可動域制限

  • 肘を支える土台となる**肩甲帯や体幹筋(インナーマッスル)**の働きが低下すると、力をうまく分散できなくなり、上肢末端(特に肘)に無理な力がかかります。

  • スポーツであれば「フォームの崩れ」、デスクワークであれば「一方向への作業負荷」が影響を及ぼします。

  • 肩甲骨の安定性が欠如している場合、前腕の筋だけに頼る運動になり、炎症や損傷の原因になります。

姿勢不良・アライメントの乱れ(猫背・巻き肩・骨盤の傾き)

  • 肘は体幹(骨盤・背骨)→肩→肘→手首という連動の一部です。

  • 特に猫背・巻き肩・骨盤の前傾/後傾があると、肩甲骨の可動域が制限され、その結果、手首や肘に負担が集中するようになります。

  • 姿勢の崩れが慢性的な筋緊張や関節機能低下を引き起こし、肘の痛みへとつながります。

フォームの誤り(スポーツ・作業動作)

  • 出力バランスが崩れ、「握り込む力」ばかりが優位になると、前腕の筋肉が常に緊張状態になります。

  • 例えばスポーツ時のラケットの持ち方やグリップの強さ、育児中の「抱っこ」や「手を引く動作」などが該当します。

  • 握る動作で使われる屈筋群と伸筋群の協調性が失われると、肘の炎症が悪化しやすくなります。

年齢による腱・靭帯の変性

  • 30代以降になると、筋腱の柔軟性や血流が徐々に低下し、回復力が落ちる傾向があります。

  • 同じ負荷でも若年層と比較して炎症や微小断裂が起きやすく、治癒が遅くなるため、慢性化しやすいのが特徴です。

  • 長期的な筋緊張が続くと、石灰沈着や瘢痕化(硬くなる)といった二次的な変化が起こることもあります。

⚠️ 肘の痛みを放っておくとどうなる?

「肘の痛みは、最初は「ちょっと疲れているだけかな」と思えるような軽い違和感から始まります。

しかし、そのまま使い続けてしまうと、炎症が広がり、痛みがなかなか引かなくなることがあります。

肘の使いすぎによる炎症は、安静にしていれば落ち着くこともありますが、原因が手首の動かし方や姿勢、肩や背中の硬さにある場合には、肘だけ休ませても根本的な改善にはなりません。そのままにしておくと、肘周りの筋肉や関節の動きが悪くなり、日常の動作に支障をきたすようになります

さらに、痛みをかばううちに、無意識に肩や首に余計な力が入るようになり、肩こりや背中の張り、首の痛みなどの別の不調が出てくることもあります。
また、痛みが長く続くことで神経が敏感になり、**少しの刺激でも痛く感じるようになる「痛みの過敏化」**が起こることも。
「また痛くなるのでは」という不安やストレスが強まり、スポーツや仕事への意欲が下がってしまう方もいらっしゃいます。

そして、さらに悪化すると、保存的な治療(手技や電気、鍼灸など)では対応できず、注射や手術が必要になることもあります

肘の痛みは、我慢しながら使い続けるほど治りにくくなる傾向があります。
「ただの使いすぎ」と思わず、早めの専門的なケアで根本原因から整えることが、改善への近道です。

一般的な対処法(整形外科など)

テニス肘やゴルフ肘といった肘の痛みに対して、整形外科や一般的な医療機関では、主に以下のような処置や指導が行われます。


安静とアイシング

患部を安静にし、痛みが強い時期は冷やして炎症を抑える処置が一般的です。特に痛みが出始めた初期には、アイシングによって血管を収縮させ、腫れや熱感を軽減させる効果が期待されます。

ただし、冷やすことで一時的に症状が落ち着いても、根本原因(筋肉や関節の使い方、姿勢など)が改善されなければ再発するリスクがあります。


湿布・鎮痛薬の処方

消炎鎮痛剤(内服薬や外用湿布)を用いて、炎症と痛みを一時的に抑える処方がされることもあります。
症状が強い場合には**非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)**の内服が勧められることもあります。

ただし、これらはあくまで「対症療法」であり、痛みを感じにくくするだけで原因そのものを治すわけではないという点に注意が必要です。


サポーターや装具の装着

前腕に装着するバンド型のサポーターなどが処方されることもあります。これは、前腕の筋肉の引っ張りを軽減し、患部への負担を和らげる目的で使用されます。

ただし、長期間の装着による筋力低下や依存が生じる可能性があるため、使用の仕方やタイミングは慎重に見極める必要があります。


注射(ステロイド注射)

痛みが強く、他の方法で改善しない場合には、ステロイド(抗炎症薬)を局所に注射する処置が選択されることもあります。

即効性があり、一時的に強い痛みを和らげることができますが、組織の弱化・腱の損傷リスクがあるため、頻繁な注射は推奨されません


手術療法(ごく一部のケース)

ごく稀に、保存療法でも改善しない重症例では、腱の切除や再建などの手術が行われることもあります。
ただし、多くのケースでは保存療法での対応が可能なため、手術は最終手段とされています。


一般的な治療の限界とは?

整形外科での処置は「痛みを抑える」ことに主眼が置かれる傾向があり、
なぜ肘に負担がかかっているのか
身体のどこに原因があるのか(姿勢・筋肉・フォームなど)
といった根本的な原因分析や再発予防のアプローチが少ないことが課題となる場合があります。

そのため、当院では全身のバランス評価や生活動作の分析をもとに、原因から改善していくアプローチを重視しています。

肘の痛みの治療の流れ|安曇野ONE'S鍼灸整骨院

問診・全身検査

まずは詳しい問診・ヒアリングを行い、痛みの出る動作や生活環境、スポーツ歴、仕事での腕の使い方などを丁寧にお伺いします。
さらに、痛みの部位の特定(圧痛点)・動作痛・筋緊張・関節可動域などを検査し、肘だけでなく肩関節・肩甲帯・手首・姿勢のバランスまで評価します。

✔「どこに・なぜ負担がかかっているのか」を明確にし、患者様ごとに異なる原因を可視化します。

その検査結果に基づいて、最適な施術内容・頻度・改善までの目安期間をわかりやすくご説明。
無理なく通院いただけるよう、ご予定やお身体の状態に合わせてプランをご提案します。

手技療法(深層筋アプローチ+関節調整)

肘の痛みの元となっている筋肉や筋膜に対し、手技による深層筋アプローチを行います。
また、肘に過度な負担をかけている原因となっている肩・肩甲骨・背中・骨盤の連動不全や歪みに対しても、全身的なバランス調整を行います。

✔「痛みのある場所を触るだけ」で終わらず、肘に負担をかけない身体に整えるのが当院の特徴です。

鍼灸施術(希望や状態に応じて)

肘周囲の筋肉・腱・ツボに対して局所的・経絡的アプローチを行います。
とくに痛覚過敏・自律神経の乱れ・回復力の低下がみられる方には非常に効果的です。
使用する鍼は髪の毛ほどの極細で、刺激量も調整できますので、初めての方でも安心して受けていただけます。

ハイボルテージ×超音波のコンビネーション治療

必要に応じて、高電圧刺激(ハイボルト)と超音波治療器を併用し、
✔ 炎症や痛みの抑制
✔ 深部組織の修復促進
✔ 神経系の過敏状態の正常化
を図ります。

※この組み合わせは、痛みの早期改善に非常に高い効果が期待でき、スポーツ選手や産後の方にも多く使用されています。


 

セルフケア・姿勢指導・再発予防トレーニング

施術後には、肘に負担をかけないための正しい腕の使い方・姿勢・動作指導を行います。

また、自宅でできるストレッチや筋力トレーニングの方法も個別にご提案し、日常生活レベルでの再発予防までサポートします。

✔ スポーツフォームや職場でのデスクワーク姿勢の改善アドバイスも行っております。

その肘の痛み、我慢せずご相談ください

テニス肘やゴルフ肘といった肘の痛みは、日常の何気ない動作にも支障をきたし、放っておくと慢性化や再発を繰り返す厄介な症状です。
湿布や安静、痛み止めでは一時的に楽になっても、本当の原因が解消されなければ根本的な改善にはつながりません

安曇野ONE'S鍼灸整骨院では、痛みが出ている肘だけでなく、肩・姿勢・体の使い方・全身バランスまでを丁寧に評価し、原因に合わせたオーダーメイド施術を行っています。
ハイボルテージ×超音波のコンビネーション治療や、深層筋への手技療法、鍼灸、再発予防のセルフケア指導まで含めたトータルなサポート体制で、痛みの根本改善を目指します。

「もう繰り返したくない」「注射や手術は避けたい」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

安曇野市豊科にある当院には、豊科・穂高・三郷・堀金・明科をはじめ、松本市・大町市・池田町・生坂村など近隣地域からも多くの方が来院されています。
完全予約制・駐車場完備・キッズスペースありで、お子様連れの方も安心して通っていただけます。

その痛み、我慢せずに――。あなたの“使える肘”を取り戻すお手伝いを、私たちが全力でサポートいたします。

よくあるご質問

テニスやゴルフなどのスポーツは、痛みがあっても続けて大丈夫ですか?

基本的には炎症や痛みが強い間は、無理に続けることで症状が悪化・慢性化しやすくなります。
当院では痛みの程度や状態を細かくチェックし、プレー再開のタイミングやフォーム改善、セルフケア指導まで総合的にサポートしますので、ご相談ください。

どれくらいで良くなりますか?

症状や生活習慣によって個人差はありますが、急性期であれば数回~1か月程度で大幅な改善が見込めることもあります。
慢性的な痛みや再発を繰り返している場合は、数ヶ月の通院と自宅ケアの併用が必要になることもあります。詳しい見通しは初回のカウンセリング時にご説明いたします。

注射や薬では治らなかったのですが、整骨院の施術で良くなりますか?

 多くの方が「湿布や注射では一時的に楽になるが、すぐに再発してしまう」といった経験をされています。当院では肘だけでなく、姿勢や肩・手首・体幹バランスまでを総合的に評価し、根本からアプローチするため、再発予防まで見据えた施術が可能です。

鍼灸やハイボルト治療は初めてでも受けられますか?

はい、ご安心ください。鍼は髪の毛ほどの極細で、刺激量も調整できます。ハイボルト治療も安全性が高く、お一人おひとりに合わせて使用します。苦手な施術法がある場合は、無理なく他の方法をご提案しますので、遠慮なくお伝えください。

お気軽にご予約・お問合せください

お電話でのご予約・お問合せはこちら
0263-31-3899
営業時間
平日10:00~13:00/14:00~20:00
土曜9:00~16:00(休憩無)
※交通事故後の施術のみ平日21時まで受付可能(要予約)
定休日
日曜、祝日

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・相談予約

0263-31-3899

<営業時間>
平日10:00~13:00/14:00~20:00
土曜9:00~16:00(休憩無)
※日曜、祝日は除く
※交通事故後の施術のみ21時まで受付可能(要予約)

24時間受付中です。お気軽にご連絡ください。

安曇野ONE'S鍼灸整骨院

住所

〒399-8205
長野県安曇野市豊科4766-10

アクセス

豊科駅徒歩3分・駐車場:4台

営業時間

平日10:00~13:00/14:00~20:00
土曜9:00~16:00(休憩無)

※交通事故後の施術のみ平日21時まで受付可能(要予約)

定休日

日曜、祝日

新着情報・お知らせ

2024/01/17
ホームページを公開しました
2024/01/16
「施術のご案内」ページを更新しました
2024/01/15
「アクセス」ページを作成しました
パソコン|モバイル